株式会社ミナミダ

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芝生を刈る目的とメリット

芝刈りは除草とは異なり、長くなってきたから刈るという目的だけではありません。芝を刈ることで生まれるメリットは以下のような点が挙げられます。

草丈を低くして風通しを良くする

樹木と同じように、芝生でも風通しが重要視されます。草丈が長いと風になびくような印象を受けますが、大切なのは葉の根元にどれだけの通気性があるかどうかです。土台が崩れてしまっては成長できません。最長でも草丈が10㎝までにとどめるように管理していきましょう。

蒸れを防いで病気の発生を抑える

風通しを良くする目的そのものですが、蒸れを防ぐだけで病害虫の発生率を格段に抑えることができます。芝生の特性として、長年刈り込みをせずに放置しておくと葉が細くなり、大半が枯れて消失してしまいます。この事態を引き起こさないために、定期的な芝刈りが必要なのです。

芝の目数が増えて濃い絨毯になる

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芝生を張ってから3ヶ月もすると根が定着し、次第に地盤との一体感が出てきます。成長が安定してきてから芝刈りで刺激を与えていくと、徐々に芝生自体も強くなっていくのが特徴です。芝生は刈る回数が増えていくほど、葉が太くなり葉数も増えていきます。丈夫できれいな芝生に育てていきましょう。

上手に芝生を刈る方法

芝生は刈る高さによって仕上がりが大きく異なります。見栄えを重視してきれいに刈りたいときは、刈り込む高さを調節できる道具をそろえることをオススメします。バリカンやハサミは入り組んだ細かい部分には適していますが、慣れるまでは刈りムラができてしまう恐れがあります。

上手に芝生を刈る方法としては、一方向だけから刈らないことです。同じ方向から刃を入れていると、芝生の葉が倒れてしまい均一の長さに整えることができません。往復したり、90度角度を変えたりなど、2~3回少しずつ刈り込んでいくと見栄えがよく仕上がります。